キーボード・マウス

リストレスト(パームレスト)の選び方|キーボードの高さ・幅・マウス用で比べる4製品

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キーボードの手前に置いた細長いクッションに手首をのせているイラスト

長時間キーボードを打っていると、手首の付け根が机の角に当たって痛い。手首を反らせたまま打っている気がする。そんなときに試しやすいのが、キーボードやマウスの手前に置く**リストレスト(パームレスト)**です。

ただ、リストレストは高さも幅もばらばらで、合わないものを選ぶと「置いたほうが打ちにくい」ということも起こります。この記事では、キーボードの高さ・横幅・素材・マウス用かどうかの4点で選び方を整理し、500円台から買える4製品を比較します。

この記事は、2026年10月22日時点でメーカー公式の製品ページとAmazon.co.jpの商品ページを調べてまとめた購入ガイドです。実際に使い比べたレビューではありません。価格・在庫は変わるため、購入前に販売ページの最新表示を確認してください。

先に結論:キーボードの高さで選ぶ

こんな人 候補 表示価格(2026年10月22日)
MX KEYSなど薄型キーボードを使っている。厚いものは邪魔 ロジクール MX10PR(厚さ8mm・幅420mm) Amazon 2,700円
テンキーレスのメカニカルなど、手前が高めのキーボード HyperX Wrist Rest テンキーレス 4Z7X1AA(高さ22mm・幅362mm) Amazon 2,181円
フルサイズキーボード。手首を自然な角度で支えたい サンワダイレクト 200-TOK021BK(約15°傾斜・幅435mm) Amazon 1,480円
マウスを持つ手首だけ支えたい。まず安く試したい エレコム COMFY MOH-013BK(マウス用・幅110mm) Amazon 529円

キーボードそのものから見直したいなら、静音ワイヤレスキーボードの選び方もあわせてどうぞ。

そもそもリストレストは必要?

厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、デスクトップ型の機器について**「必要に応じ、パームレスト(リストレスト)を利用できるようにすること」**とされています。全員に必須というより、キーボードの手前に段差があって手首が反りやすい人や、机の角に手首が当たる人が使うもの、と考えるとわかりやすいです。

特に効果を感じやすいのは、次のような場合です。

  • キーボードの手前に高さがあり、手首を反らせて打っている
  • 机の天板の角や、キーボードのフチが手首に当たって痛い
  • マウスを持つ手の、手首の付け根が机にこすれる

逆に、ノートPCのキーボードだけで作業しているなら、手前のタッチパッドとの兼ね合いがあるので、まずノートPCスタンドと外付けキーボードの組み合わせを考えるほうが先かもしれません。

リストレストの選び方

1. 高さ:キーボードの手前とそろえる

いちばん大事なのは高さです。リストレストの上面がキーボードの手前(スペースキーのあたり)と同じくらいの高さだと、手首をまっすぐに近い角度に保ちやすくなります。

  • 薄型キーボード(パンタグラフ式など):厚さ1cm前後の薄いリストレスト。厚すぎると、手首が上がって指先が下を向く
  • 一般的なメカニカルキーボード:高さ2cm前後のリストレスト
  • キーボードの高さがわからない:手前が低く奥が高い傾斜タイプだと、置く位置で高さを調整しやすい

今回の4製品では、ロジクールMX10PRが厚さ8mm、HyperX Wrist Restのテンキーレス用が高さ22mm、サンワダイレクト200-TOK021BKが手前8mm〜奥20mmの傾斜、エレコムCOMFY MOH-013BKが高さ26mmです。数字で見ると、同じ「リストレスト」でも高さが3倍近く違うことがわかります。

2. 横幅:キーボードとほぼ同じか、少し長め

横幅はキーボードの横幅とほぼ同じか、少し長めが目安です。短いと、キーボードの端を打つときに手首が外れます。

  • テンキーレス・コンパクト:幅35〜37cm前後(HyperX 362mm、サンワダイレクト200-TOK020BKのMサイズ358mm)
  • フルサイズ(テンキー付き):幅42〜44cm前後(ロジクールMX10PR 420mm、サンワダイレクト200-TOK021BK 435mm)

キーボードの横幅は、メーカーの仕様表の「幅」や「W」で確認できます。デスクの奥行きが浅いと、キーボードとリストレストとマウスで手前がいっぱいになるので、在宅ワークのデスクサイズの選び方で奥行きもあわせて確認しておくと安心です。

3. 素材と硬さ:低反発・ジェル・PUレザー

素材ごとに触り心地とお手入れが違います。

  • 低反発フォーム:手首の形に合わせて沈む。ロジクールMX10PRやエレコムCOMFYがこのタイプ
  • 冷却ジェル入りフォーム+布:HyperX Wrist Restがこのタイプ。表面は布で、ほつれにくいステッチ加工と案内されています
  • PUレザー(合成皮革)+プラスチック台:サンワダイレクト200-TOK021BKがこのタイプ。水気が付いても拭き取りやすいとされています

夏場に手首が蒸れやすい人は布、汚れをこまめに拭きたい人はPUレザーやロジクールの「汚れに強く掃除が簡単」とされる表面、というふうに選ぶと考えやすいです。

4. 滑り止め:裏面の作りを見る

タイピング中にリストレストがずれると、かえって気になります。裏面の作りも確認しましょう。

  • HyperX:天然ゴムの底面
  • サンワダイレクト200-TOK021BK:裏面の6か所に滑り止めのゴム足
  • エレコムCOMFY:エラストマーのベースで、デスクに吸着してずれを防ぐと案内されています

机の上にデスクマットを敷いていると、マットの表面との相性で滑りやすさが変わることもあります。

5. マウス用は別に考える

キーボード用の長いリストレストは、マウスの手前までは届かないことがほとんどです。マウスを持つ手首が机にこすれるなら、幅10cm前後のマウス用リストレストを別に置きます。エレコムCOMFY MOH-013BKは幅110×奥行68×高さ26mmの小さなタイプで、マウスやテンキーの操作に使う想定の製品です。

手首をひねってマウスを握るのがつらいなら、リストレストより先にエルゴノミクスマウス・トラックボールで握り方を変える方法もあります。

4製品の比較

製品 用途 サイズ(幅×奥行×高さ) 重さ 素材
ロジクール MX10PR 薄型キーボード 420×64×8mm 180g 低反発フォーム
HyperX Wrist Rest 4Z7X1AA テンキーレスキーボード 362×88×22mm 約272〜280g 冷却ジェル入りメモリーフォーム、天然ゴム底面
サンワダイレクト 200-TOK021BK フルサイズキーボード 約435×72×8〜20mm(約15°傾斜) 約186g 表面PU、内部PEフォーム、裏面ABS
エレコム COMFY MOH-013BK マウス・テンキー 110×68×26mm 72g 低反発ポリウレタン、エラストマーのベース

サイズと重さは、メーカー公式・販売店の仕様表とAmazon.co.jpの商品情報によります。HyperXの重さは、Amazonでは272g、販売店の仕様では280gと表示されていました。

4製品の特徴

ロジクール MX10PR:薄型キーボード向けの厚さ8mm

ロジクールMX10PRは、MX KEYS(KX800)やCraft(KX1000s)などの薄型キーボードに合わせた高さとフォルムと案内されている、厚さ8mmのパームレストです。幅420mmで、フルサイズの薄型キーボードの手前にそろえやすい長さです。

低反発フォームで、表面は汚れに強く掃除が簡単とされています。メーカー保証は2年です。一方で、高さのあるメカニカルキーボードの手前に置くと低すぎるので、薄型キーボードを使っている人向けの選択肢と考えてください。

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HyperX Wrist Rest テンキーレス用:高めのキーボードに

HyperX Wrist Restは、冷却ジェルを入れたメモリーフォームを布で包み、底面を天然ゴムにしたリストレストです。テンキーレス用の4Z7X1AAは幅362×奥行88×高さ22mmで、今回の4製品の中では奥行きがいちばん広く、手のひらの付け根まで支えやすい形です。

HyperXはマウス用・フルサイズ用・テンキーレス用・コンパクト用とサイズを分けて展開しているので、キーボードの大きさに合わせて選べます。保証は2年です。

HyperX Wrist Rest テンキーレス 4Z7X1AAをAmazonで見る

サンワダイレクト 200-TOK021BK:約15°の傾斜付き

サンワダイレクト200-TOK021BKは、手前が約8mm、奥が約20mmの約15°の傾斜が付いたリストレストです。キーボード入力時の机との段差を減らし、手首の角度に合った形で支えるとメーカーは案内しています。

幅は約435mmでフルサイズキーボード向けです。テンキーレスなら、同じシリーズでMサイズの200-TOK020BK(約358mm)もあります。表面はPUレザー調で、水気が付いても拭き取りやすい素材です。保証は初期不良のみなので、その点は購入前に知っておきましょう。

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エレコム COMFY MOH-013BK:マウス用の小さなタイプ

エレコムCOMFY MOH-013BKは、幅110mmのマウスやテンキー向けの小さなリストレストです。低反発ポリウレタンで手首の荷重を吸収・分散し、表面にはディンプル(凹凸)加工があって通気性を高めているとされています。

Amazonでは529円と、今回の4製品でいちばん手頃です。カラーはブラックのほかにグレー(MOH-013GY)もあります。キーボード用には、同じCOMFYシリーズで長いタイプも用意されています。

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置き方と使い方のコツ

リストレストは、置き方しだいで使い心地が変わります。

  • キーボードとの距離:ぴったりくっつけるだけでなく、指1〜2本分離して置くほうが合う人もいます。手首ではなく、手のひらの付け根がのる位置を探してみてください
  • 打っている間は軽く浮かせる:手首をのせたまま固定して指だけで打つより、手を止めたときに休ませる使い方のほうが、手首が反りにくいと言われます
  • 椅子と机の高さも見直す:肘の角度が90度前後になる高さだと、手首だけで調整しなくて済みます。椅子の高さはオフィスチェアの選び方でも触れています

痛みやしびれが続く場合は、道具だけで解決しようとせず、医療機関に相談してください。

購入前のチェックリスト

  1. キーボードの手前の高さ:薄型か、メカニカルなど高めか
  2. キーボードの横幅:テンキーレスか、フルサイズか
  3. 素材:蒸れにくさを取るか、拭き取りやすさを取るか
  4. マウス用:マウスの手首も支えたいか
  5. デスクの奥行き:キーボード+リストレスト+マウスが手前に収まるか

まとめ

リストレストは、キーボードの手前の高さに合わせて厚さを決め、横幅をキーボードにそろえると選びやすくなります。

  • 薄型キーボードなら、厚さ8mmの ロジクール MX10PR
  • テンキーレスで高めのキーボードなら、高さ22mmの HyperX Wrist Rest テンキーレス用
  • フルサイズで傾斜が欲しいなら、約15°の サンワダイレクト 200-TOK021BK
  • マウスの手首を支えるなら、幅110mmの エレコム COMFY MOH-013BK

表示価格は2026年10月22日にAmazon.co.jpで確認した価格です。購入前に最新の価格を確認してください。

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よくある質問

リストレストとパームレストは違うものですか?

名前の違いで、どちらもキーボードやマウスの手前に置いて手首や手のひらの付け根を支えるクッションを指します。メーカーによって呼び方が違い、厚生労働省のガイドラインでも「パームレスト(リストレスト)」と併記されています。

タイピング中もずっと手首をのせたままでいいですか?

のせっぱなしで手首を固定し、指だけを動かすと、手首が反ったまま打つ姿勢になりやすいと言われます。打っている間は手を少し浮かせ、手を止めたときに手のひらの付け根を休ませる、という使い方も考えてみてください。痛みやしびれが続くときは、道具で何とかしようとせず医療機関に相談してください。

ノートPCのキーボードにもリストレストは使えますか?

ノートPCは本体の手前にタッチパッドがあるため、リストレストを置くとタッチパッドに手が届きにくくなります。外付けキーボードを使うか、ノートPCスタンドで画面を上げて外付けキーボードとマウスを手前に置く形にすると、リストレストを使いやすくなります。

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